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【呉】青春18切符で神戸から広島日帰り旅!

てつのくじら館の外観
俺は電車から見る風景が好きなのだがあまり電車に乗ることがない。ニートだからだ。気付くと1ヶ月以上も電車に乗っていないことに気づき青春18切符を使って呉まで日帰りで行って来ることにした。

前々から造船所ファンの俺としては呉は聖地的な場所。
あの世界最大の戦艦「大和」の作られた場所なのである。

調べてわかったのだがてつのくじら館という海上自衛隊の資料館みたいなところがあってなんと!潜水艦の中に入れるというのだ!この前横須賀軍港めぐりで見たあの潜水艦みたいな潜水艦の中に入れるなんてすごいやん。しかもタダ!

もう絶対行くしか無い。

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神戸から広島呉への旅の模様

ヤフオクで青春18切符を競り落とす

3010円で残り1回分のチケットを競り落とした。
マネをされる方は青春18切符は九月十日までしか使えないことに注意したい。

落札後すぐTポイントを使用して簡単決済を行ったおかげで2日後にチケット到着。
いつでも行ける準備が完了だ。

いざ!呉

チケットが届いたのにゴロゴロしてたらだいぶ経ってあとちょっとしか日が残らなくなってきたので「いざ!」と朝4時45分にめざましをかけて寝る。

朝、ガンガン雨が降る中 出発。

5時過ぎの始発列車に乗って呉を目指す。

車窓からの風景は素晴らしい

別に世界の車窓からのファンでも何でも無いが車窓からの景色は素晴らしい。

須磨から明石を通る辺りで瀬戸内海が現れ、明石海峡大橋の眺める。
素晴らしい。

段々と田舎になっていく風景も美しい。

田んぼの稲穂も美しい。

車窓素晴らしい。

何回か黄色い電車から黄色い電車に乗り換え、雨が降って見通しが悪くなってきたところで寝た。

さすがに朝早過ぎ・・・寝るわ。

山の中の車窓は大体同じ感じなので寝て過ごす。

気付くと岡山。

岡山の車窓は街と田んぼなので小説を読みながら進む。

小説は「果てしない渇き」。
映画化されてる奴。かなり突っ込みどころが多かったけどエンターテイメント性が高い作品だった。

そしてしまなみ海道の辺りにくるとまた車窓からの風景が楽しくなる

古い観光地の風景はかなり好き。

釘付けで車窓を眺める。周りの人からするとかなり子供っぽいおっさんに映るだろうが知ったこっちゃ無い。

おまえらに会うのは今日が最初で最後だ。全く視線など気にならない。

携帯で写真を撮ろうかとするとトンネルに入ったり木で撮れなかったりしてなんかもうイライラ!難しいな!

この辺から山陽本線から呉の方へ向かう路線に乗り換えて昼12時過ぎに呉に到着!!

はるばる来たぁ!呉!

てつのくじら館、来館

呉駅を降りて間違えて北口の方へ出てしまった。

まぁ遠回りして駅前を歩くのもいいもんじゃないですかね、と余裕をかましながら歩く。

暑い、夏だ・・・。普通に行けばよかったと思いながらもなんとかてつのくじら館へ到着。

潜水艦の先っぽを下から見る
すごいよな、退役した潜水艦を丸ごと設置してるとかもう本当にすごい見た目の資料館。
もちろん中に入ることも出来るんだよ。

とりあえず中に入ってみると受付というかおじさんが入り口で頭下げてるだけで普通に入れる。

2年ほど前に佐世保の資料館へ行った時は受付で名前を書いたような気もするが俺の思い違いかもしれない。ここは普通におじさんに会釈すれば入ることが出来る。

順路通りに行くと海上自衛隊の任務の一つである機雷除去についてのコーナーが。
機雷の写真
機雷ってこんなに種類があるのか!ってくらいいろんな機雷の種類が書いてある。

戦艦の鉄に反応する機雷とかスクリュー音に反応する機雷とか。

機雷を除去するためのマシーンとかもたくさん展示してある。
地雷除去マシーン

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へぇーと思いながらほぼ素通りする。
俺は機雷には特に興味がない。朝鮮半島での戦争で大量の機雷が日本海側の海岸線に漂着したらしいので釣りする時は機雷が流れ着いていたら118番に電話しようと思ったくらい。

そして次の階がお待ちかねの潜水艦のフロア!

昔の潜水艦くろしおから今の最新型潜水艦そうりゅう型まで色々と展示されている。
潜水艦の中はどうなっているとか結構色々と面白い展示物がたくさんあった。
船員の食事は海上自衛隊で一番豪華とか興味深い内容。

一通り潜水艦のところを見終わってついに実際に使用されていた潜水艦へ乗り込む。

横をカットして入り口を作ってあるので普通に乗船。
狭い潜水艦の通路

狭いキッチン

会議室

狭い

潜水艦の計器類とおじさん
狭いけどちゃんとシャワーとかトイレとか普通の物がある。
なんかここに乗って太平洋に出ているイメージをしたりしてちょっとトリップ。楽しい。

狭い通路を通って前方へ行くと実際の潜望鏡を覗くことが出来る。
相当高性能で遠くまで見渡すことが出来る。楽しい。ほんと楽しい。
計器類もわくわくするくらいたくさんある。すごい!
足下に透明の部分が作ってあって下の階もちらっとみることが出来るようになっていたりする。

内部の蛍光灯はもちろん白と赤が1本ずつ並んでいる。これは前回横須賀で教えてもらったのだが潜水艦には全く窓が無く昼かよるかわからないから夜は赤の照明にするということでこういう風になっている。

平日とは思えないくらい人が多いのであまり長居せずスムーズに出る。

外はとても暑い・・・。
潜水艦のところから港を眺める

エヴァのマグマダイバーみたいなのもあるよ。
マグマダイバー

もう13時過ぎだったが暑いので早く大和ミュージアムへ行くことにした。

大和ミュージアム

大和ミュージアム外観
呉と言えば戦艦「大和」

日本帝国海軍が作った世界最大の戦艦。

俺の好きなマンガ「ジパング」にも登場する戦艦。

呉に来たなら見とかなきゃということで入館料800円払って入る。
よく見ると本当は大和ミュージアムは500円では入れるらしいが今行くと進水式展と言うものがセットになった800円の券も売っているらしかった。まぁ進水式展も見てよかったので結果オーライ♪

受付などにいるお姉さんが美人。呉中の美人が集まったんじゃないかと思うほど美人が揃っていた。

展示物だが模型がとにかくデカい!広角のレンズでも近くからでは収まらない。
デカい方の大和の模型
じっくりと眺めて歩きながら色々な角度で写真に収める。
大和の模型

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展示物もすごく貴重な物がたくさんある。
大和の模型、ちっちゃい方

大和ファンならみんな大喜びだろう。
大和ミュージアムの展示品

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俺は特に大和に興味が無かったのでどんな船だったのかじっくり学べてよかった。

色々な展示物とか呉の造船所で作られた他の船の写真を見る。
呉ってものすごい量の船を造りまくってたんだな。今も作ってるけど。

入館料500円でこれだけの展示物見れるのは本当にお得と感じるほど色々見れてよかった。

進水式展

絵葉書一覧
隣でやっていた進水式展もついでに見に行った。

主にメインは進水式で発行される絵はがきを集めた展示会だったのだが俺もWebデザイナーというデザインやってる者の端くれなのだがすごくいいデザインの絵葉書ばかりで写真を撮りまくってしまった。

昔のデザインは今見ると新しく感じる。

字のフォントなどもそれだけでデザインとして成立しているインパクトのあるいいフォント。

すごくインスピレーションを受ける作品が多かった。

海軍 イコール カレー。

知らない人のために少し書いておくと海軍は何週間も船に乗るので曜日がわからなくなる。だから金曜日にカレーを食べて曜日を確認するのである。ちなみにインドのカレーがシャバシャバの水っぽいカレーなのに日本のカレーにとろみがあるのは海軍の揺れてもこぼれないカレーを元にしているからなのである。日本のカレーは大体海軍カレーってことやね。

横須賀でも佐世保でもうまいカレーを食ったが今回も本当にうまいカレーを食うことが出来た。

その名も「潜水艦カレー」。
潜水艦カレー
なんかのグランプリになったらしいカレーだがインパクトのある外見だけではなく味も格別のうまさ!
これは通いたくなるレベルの味。星5つだ!

とりあえずつけてみた食後のコーヒーは200円の割にしょぼいというマイナスポイントがあったもののこの店は良かった。

結構時間が余ったので少しうろつく

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呉にはあまりコンビニが無いみたいで駅からちょっと離れたところのセブンイレブンまで歩くことになった。
ウロウロしてみても繁華街がどこにあるのかわからない。モータリゼーションが進んだ地方都市なので駅前の規模が大き過ぎてよくわからん。
暑くて歩いてられないので駅のベンチで電車が来るのを30分ほど待つことにした。

帰りの電車はイヤフォン無しで

スマホのバッテリーが想像以上に早く無くなってしまった。音楽アプリが常時通信していたせいかもしれない。
朝の時点でフル充電だったはずだが既に20%しか残ってなかったのでしょうがなく帰りの経路を調べてオフラインモードへ。極力電力を消費させないように頑張る。

帰りの電車は帰宅途中の広島の中学生達と同じ電車だったのだが広島弁はいいね。パフュームのラジオを聞いてるのかと思うような感じだった。

呉のコンビニで買った雑誌も読み終わり、2冊目の小説を読もうかとしていると電車が故障とかで15分ほど動かなくなってしまった。
まさかこの15分で乗り継ぎがずれまくり結局1時間以上の遅れにつながるとは思いもよらなかったが田舎はのんびりとした空気が流れていた。

帰りの瀬戸内海の風景は夕暮れのマジックアワーと重なり美しさが倍増。車窓にがぶり寄りや。もう見とれまくりや。目に焼き付けとくんや。

こういうところに住んでるとしょっちゅうこういう風景を見ることが出来て幸せだなと思いながら動画でとっておく。

夜になり、岡山に近づくと人が多くなる

電車の本数も少なく車両も少ないので混雑して座れないことも・・・。

それでも俺ほど乗り続けてる人はいないのですぐに座ることが出来るんだけど。。

乗り継ぎで30分とか駅で待ちぼうけするのが本当に辛いのだがやっと姫路へ到着。
新快速で大阪へ向かうが新快速でこんなに遠いのかとだいぶぐったり・・・。
結局22時30分過ぎてやっと最寄り駅へ着いた。

いやーやっぱり往復11時間以上かかる電車の旅は結構くたびれるね。乗り鉄の人ってすごいね。

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